「日帰りで京都に」その2

2013年10月27日(日)晴
  先週の木曜日24日 日帰りで京都に行きました。
同志社の今出川キャンパスを通り抜ける途中に尹東柱(윤 동주ユン・ドンジュ)の詩碑が校内にありました。
 十何年前かサッカーワールドカップ日韓共催のころ 韓国・朝鮮語を少しだけかじったことがあります。
結局ものにはなりませんでしたが…。 その時に知った韓国・朝鮮の詩人です。清冽な情緒と真摯な情熱が好きでした。同志社大学英文科選科に編入していた敬虔(けいけん)なキリスト教徒でした。詩碑には「序詩」がハングルと日本語で記されています。好きな詩です。
序詩

   空と風と星と詩
死ぬ日まで 天を仰ぎ
一点の恥も ないことを、
葉あいに 立つ風にも
ぼくは つらくなった。
星を歌う 心で
すべての死んでいくものを 愛さなくては
そして ぼくに与えられた道を
歩いていかなくては ならない。
今夜も 星が風にまたたいている。