赤紙来る

☆留守宅に届けられた「簡易書留ご不在連絡票(マイナンバー専用)」。
☆留守宅に届けられた「簡易書留ご不在連絡票(マイナンバー専用)」。

2015年11月21日(土)

晴れ時々曇り

 11月15日(日)赤紙ならぬ「簡易書留ご不在連絡票(マイナンバー専用)」が玄関のポストに。手にして違和感が…。紙の色が昔むかし話に聞いた軍隊への召集令状の赤紙を連想させます。

 山根は敗戦(1945年)当時10歳でしたから赤紙の現物を見たわけではありません。映画かテレビで見た記憶がかすかにあります。

 Wikipediaによりますと、「帝国陸海軍の召集のうち召集令状等はその色から赤紙などと呼ばれた。陸軍省による召集の大半において赤色が使われた。当初は真っ赤だったが、戦時の物資不足による染料の節約で次第に地色が薄くなり、実際に太平洋戦争で多くの人が目にしたのはピンク(淡紅色、桃色、鴇色)である。なお、海軍省による召集でも似た系統の色が使われたため、陸海両軍の令状を混同して赤紙と表現することも多い。」とあります。

 最近の「憲法無視」や「一億総活動」。戦前の幼年期にほんの少しだけ戦争体験をしたものには嫌な予感です。戦争への道を歩む危惧を感じます。