六所橋集会所の無線の受信状況

☆無線の早さをスピードメーターで計測中の田村徹さん。
☆無線の早さをスピードメーターで計測中の田村徹さん。
2015年11月23日(月)
曇りのち雨
 先週の20日(金)は田村徹研究員さんがわざわざ世田谷区六所橋集会所に無線電波状況のチェックに。
 以下は田村さんのメールでの報告です。
「電波を効率よく活用するには2点考慮する必要があります。インターネット側(WiMax側)と室内(WiFi側)です。WiMax側はWiMaxルーターの置き場所、その方向、そしてパラボラアンテナの利用です。
 今回ルータを置く方向はほぼ確定したと思います。新兵器のパラボラアンテナはあまり効果はなかったですが…。幸い六所橋集会所は木造なのでWiMax、WiFiともに、条件は悪くなかった。」

 「次にWiFi側の設定ですが、ご存知の通りWiFiにはIEEE802.11a/b/g/n(iPadAirの場合)があります。
iPadAirで使うには私はIEEE802.11 aがベストではないかと考えています。
その理由は、IEEE802.11 b/g の使用できる電波のチャンネルは3つしかありません。
複数のiPadを同時に使用する場合はそのチャンネルを自動で切り替えて使用することになります。

 IEEE802.11 aは19チャンネルあります。nは複数のチャンネルを束ねて使用することで高速化します。(個人で使用する場合は良いのですが)、授業のように複数台の同時接続には向かないと思います。ホームルータの標準設定はWiFiの種類を自動で設定されます。よってどの種類の電波形式で接続されるかはわかりません。iPad側の早い者勝ちになると思います。
 今までの経験からNHKくにたち、小川西町公民館では現在、IEEE802.11 aを手動で設定しています。」とご報告いただきました。

※首都圏でもまだ場所によっては無線環境が厳しいところがあります。しばらくは工夫してつきあわねばなりません。お疲れさまでした。助かります。